神戸空港の一コマ

すべて2010年8月10日に撮影。神戸空港(RJBE)は、70年代から関西圏の空港の増設計画として計画が進められ、60~70年代の全国的な公共事業反対運動から一転して活性化のための誘致運動が多くなった2000年代後半、2006年に開港した新しい空港だ。ただ、この手の空港の例にもれず、格安航空会社の発着する関空に利用客が流れたり、乗客だけでなく、第三セクターの航空会社、天草エアラインそのものが伊丹へ流れたりと、経営は厳しい状態なのが現状だ。しかしそんな中でも、関西圏の都心の一つである三宮駅から新交通の各駅停車で20分という空港としては稀有な非常に良い立地や安い着陸料などでANA系やスカイマーク系の便が多く設定されており、地元主体による地方空港としては健闘を見せている。

駐機場に泊まるスカイマークのJA737K

駐機場のスカイマークのボーイング737-800型機(JA737K)。先述の通りANA系やスカイマークの航空機が全国各地へと運航されている。

滑走路へ向かうJA737K

離陸するために滑走路へ向かうJA737K。スカイマークはここをハブ空港として扱っているため、この空港を発着する会社の中でも便数が多い。

離陸するJA737K

離陸の瞬間。この機体は2014年現在、スカイマークの機材更新により引退し、アメリカの会社を通じて韓国のティーウェイ航空の所属となり、HL8000として活躍中だ。

ANAのボーイング767-300型機(JA8357)

神戸空港に時折飛来するのがANA系列の機体だ。このANAの767‐300型機JA8357は、USJの記念ラッピングや近年だとオリンピック招致のラッピングなどイベントの際にしばしば使用される機体だ。残念ながら撮影した当時は何もイベントは行われておらず、標準色のままだった。


撮影機材情報:Canon IXY DIGITAL 55