小牧基地の自衛隊機たち

もともと名古屋飛行場は陸軍飛行場として建設された経緯があり、戦前から陸軍が駐屯し、戦後も米軍、自衛隊と軍用機が常駐し続けている。これは三沢や新千歳の扱いに近い。その名古屋飛行場での自衛隊機の記録。

C-130H

現在自衛隊で主力ともいえる輸送機。ロッキードが開発した輸送機で、さまざまな派生方も存在する。世界各国の西側を主とした軍で採用され続け、世界各地に兄弟機が飛んでいる。

2機並んだC-130H

2009年10月9日撮影。航空ショーの訓練のため2機編隊で離陸しようとしている。

撮影機材情報:Canon IXY DIGITAL 55




空色塗装のC-130H

2011年8月26日撮影。守山区上空を飛ぶC-130H。イラク派遣の際に中東の晴れた乾燥した空で隠ぺい率を上げるため、一部の機体が従来の汎用的な迷彩色から空色の迷彩色へと塗色変更された。

撮影機材情報:Canon PowerShot SX210 IS




空色塗装のC-130H

2012年1月4日撮影。矢田川上空を飛ぶC-130H。小牧基地へと帰投する。

撮影機材情報:Canon PowerShot SX210 IS




川崎C-1

国産のジェット輸送機。STOL能力に優れており、飛行場を選ばない反面、貿易摩擦や左派政党との政治的な問題により航続距離が短くなっている。汎用性の高い機体のため、実験機や電子戦機などの派生型が存在する。

名古屋飛行場に着陸するC-1輸送機

2011年10月7日撮影。名古屋飛行場に着陸中のC-1輸送機。ここに所属するものはすべて標準の迷彩色だが、近隣の岐阜基地の実験隊に所属する実験機のみは銀色の機体色となっており、この上空にも時折姿を見せる。

撮影機材情報:Canon PowerShot SX210 IS




守山区上空を飛行中のC-1輸送機

2011年10月4日撮影。守山区上空を飛行するC-1輸送機。C-130Hに比べて使用頻度は低い。

撮影機材情報:Canon PowerShot SX210 IS




KC-767J

自衛隊に2008年に導入された給油機。パレット積み替えにより輸送機としても使用可能で、この場合は自衛隊で最大の輸送機となる。

KC767J 602号機

2009年10月9日撮影。着陸した瞬間を撮影。

撮影機材情報:Canon IXY DIGITAL 55




KC767J 603号機

2011年10月7日撮影。着陸しようとする603号機。納入時はこのあたりで左派の反対運動が行われたという逸話がある。

撮影機材情報:Canon PowerShot SX210 IS




F-2

三菱重工が開発した戦闘機。小牧基地には配備されていないので、三菱重工での点検など何らかの理由で岐阜基地ほかのものが飛来したと思われる。

着陸しようとするF-2B

2009年10月9日撮影。着陸しようとするF-2B。

撮影機材情報:Canon IXY DIGITAL 55




UH-60J

米軍のUH-60ブラックホークをもとに改良し三菱が製造したもの。空自だけでなく海自にも同型機が所属している。

名古屋飛行場付近を飛行するUH-60J

2011年10月7日撮影。小牧基地では頻繁にUH-60Jの運用がある。

撮影機材情報:Canon PowerShot SX210 IS




川崎T-4練習機

国産のジェット練習機。ブルーインパルスにも採用される実績を持つ。機体形状からドルフィンという愛称がつけられている。

名古屋飛行場を離陸しようとするT-4

2011年10月7日撮影。離陸しようとしている様子。

撮影機材情報:Canon PowerShot SX210 IS




U-125A

ビジネスジェット機をもとにした救難捜索機。先述のUH-60Jと編隊を組み、レーダーや暗視装置で捜索を行う。

名古屋飛行場を離陸しようとするU-125

2009年10月9日撮影。滑走路に進入するU-125A。

撮影機材情報:Canon IXY DIGITAL 55