関西地区の国鉄型近郊電車

他の都市圏に比べ比較的多くの国鉄時代の近郊型電車が活躍している関西地区での国鉄型近郊電車の記録。

113系

国鉄の近郊型電車の決定版として全国に大量に配置された形式。近畿地区で現在も湖西線や草津線で活躍している。

貴生川駅に停車中の113系小浜色

2006年12月23日撮影。近畿地区へ貸し出された小浜色の113系。撮影時は脱線事故後の保安機器対策の関係で大規模な車両の転配があり、近畿地区では様々な地域の塗色が見られた。

撮影機材情報:Canon IXY DIGITAL 55




山科駅を発車した113系C10編成

2012年4月12日の113系C10編成。単色化する方針によって一気に塗色変更が進み、近畿地区で編成単位で湘南色が残っているのはこの編成のみとなった。

撮影機材情報:Canon PowerShot SX210 IS




手原駅へ到着する113系

2015年5月28日撮影。手原駅へ到着する113系。中にはこのような混色の編成も見られる。

撮影機材情報:Olympus PEN E-P1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R




手原駅付近を走る113系

2015年4月20日撮影。手原駅付近を走る単色化された113系。近畿地区は緑色が割り当てられているが、視認性が低いという問題が発覚したため、現在塗り替えは行われていない。

撮影機材情報:Olympus PEN E-P1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R




117系

京阪神の新快速用として投入された車両。新快速引退後は普通列車や郊外路線の快速用に転用された。

京都駅に入線する117系

2015年3月25日撮影。京都駅に入線する117系。投入時の塗装は戦前の関西急電の色を使用した塗装であった。新快速撤退後一部の車両は他線区に転用されるときに、転用先のラインカラーや独自塗装へ変更された。

撮影機材情報:Olympus PEN E-P1 + M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R




山科駅に停車中の117系

2012年2月26日撮影。山科駅に停車中の117系。117系も113系と同様に塗装の簡略化の対象となった。

撮影機材情報:Canon PowerShot SX210 IS




105系

国鉄末期に地方線区の標準型として投入された形式で、中国地方や奈良県・和歌山県の各路線に投入された。一部は余剰となった103系の地下鉄対応車を改造した車両がある。

京終駅へ到着する105系

2014年8月20日撮影。京終駅へ到着する105系。105系も同様に単色化の対象となり、ほとんどの編成がこの塗装となった。

撮影機材情報:Canon PowerShot SX160 IS




北陸本線の国鉄近郊型電車

北陸本線では近年まで国鉄時代からの急行型改造の車両や、特急型改造の車両が使用されており、ほかの路線とは違った雰囲気の車両を見ることができた。

福井駅へ到着する413系

2010年8月13日撮影。福井駅へ到着する413系。余剰となった交流・交直両用の急行型電車から改造された。車体は新たに製造されたもので、近郊型の構造となった。車内設備や走行機器は種車のものか、そのほかの廃車の発生品である。

撮影機材情報:Canon IXY DIGITAL 55




敦賀駅に停車中の419系

2010年8月13日撮影。敦賀駅にて停車中の419系。寝台特急用の581・583系から改造されたため特異な構造を持つ。写真の編成は食パンという綽名を持つ中間車改造の先頭車。このほかにも電気がまと呼ばれる特急時代の先頭車がそのまま使用された編成もある。撮影後しばらくして全車引退となった。

撮影機材情報:Canon IXY DIGITAL 55




山陽本線の115系

相生駅に入線する115系

2012年9月3日撮影。相生駅に入線する様子。単色化の色は瀬戸内地域では黄色が割り当てられた。京都地区等の一部の地域とは異なり視認性の問題は起こっていないので、塗り替えは問題なく進んでいる。

撮影機材情報:Canon PowerShot SX210 IS